齋藤さん☆


有名な美容ジャーナリストで『齋藤薫』さんっていうひとがいるらしい。

って今日初めて知ったんだけど(笑)。
元々、『ヴァンサンカン』の編集部にいて、
この世界では草分け的存在のスゴイひとなんだって!!
その人が『「美人」へのレッスン「美人」へのレッスン (講談社+α文庫)』っていう本を出してて薦められて読んだんだけど、
これが結構おもしろい!

齋藤さんが独立して、アシスタントを雇うときに面接をした《履歴書と面接》っていう章があるんだけど、
ここは面白いからぜひ読んでみて!
その中の一部を紹介するね!


学歴もあり、仕事のキャリアもきちんと積んでいる応募者もいたが、彼女たちにとっては、このポジションはあまりにも不足だろうな……くらいのことを思った以外、“経歴”とかデータはなんの基準にもならなかった。ハッキリ言えば何をどう選んでいいのか、まったくわからなくなっていたのである。

「美人」へのレッスン (講談社プラスアルファ文庫) 作者: 齋藤薫


で、齋藤さんはどうしたかっていうと、
とりあえず履歴書の写真だけで選ぶことにして、
顔で選ぶといっても、ただ顔だちのバランスがとれているとかだけではなく
精神の均衡が保たれているかが“顔”にハッキリ出ている、って思ったんだって。

それで結局10人に絞ったんだけど、実際会ってみたらこれまた全員よかったそうな。

迷った挙句に最後のあいさつが初々しかった、
という理由で決定したんだって!ちょっとビックリするでしょ?
でも世の中案外そんなもんだと思うなぁ。
最低限の常識や努力なんてものは当たり前で、
きっかけタイミングそれと人徳が一

番重要なんじゃないかって!



齋藤さんも、この章の最後をこうしめくくっているので参考までに。


どうかもう一度再認識してほしい。顔とあいさつ。そのふたつが、“自己アピール”よりも勝ってしまう事実がここにあることを。


「美人」へのレッスン (講談社+α文庫)

「美人」へのレッスン (講談社+α文庫)